バンクーバーでの仕事探し体験や教わった就活・職探しのコツ等、スキルワーカー移民のカナダ移住準備に役立つ情報を書き留めてます。


by workincanada

最近の移民はどこから来るのか、昔はどうだったのか(1)

移民流入数の推移とか出身地域の構成について少し見てみます。
移民に関する統計資料やニュースを見るときには、その情報に大きく影響を与える「移民の多数派」についての理解があると役立つかなと思ったので。

毎年の移民数の推移:

グラフ:過去100年間の移民数の推移(拡大するにはクリック)
古い順におおまかに流れを見ていくと、
1910年あたりに移民ラッシュ → 第一次大戦、大恐慌と第二次大戦で移民激減 → 1950年代に波が復活 → 1980年代後半からウェーブ再来 → そのまま数をキープ
90年代に入ってからは、毎年約20万人前後です。
カナダ統計局資料とかニュースとかで「最近の移民」とある場合はこの90年代以降のゾーンを指すことがほとんどです(中には80年代以降と広く見ているものもあります)。



移民の出身地域の比率の推移:

グラフ:ヨーロッパ・アジアからの移民数の推移

80年代に入ってから大きく移民の顔ぶれがが変わります。よく知られているように、アジアからの移民の割合が急増します。
それに呼応して、70年代以前の主なソースだったヨーロッパからの移民は減っていきます。
(注:グラフの縦軸は人数ではなく%。リンク先はカナダ統計局が学習用に作ったサイトE-STAT。)







ここで言う「移民」について用語の確認ですが、カナダの永住ビザを発行された外国人で実際に入国手続き(landingの手続き)をした人達です。
以前の記事でちょっと触れましたが、申請カテゴリ別では、
  1. Economicカテゴリ (58%)
  2. ファミリークラス (29%)
  3. 難民 (12%)
の順に多く、この3タイプが移民全体の99%をカバーします(元ネタはカナダ統計局2004年発表のこの資料)。
Economicカテゴリはどんなものかというと、スキルワーカーや自営業、投資移民とかが代表例です。
ただしEconomicカテゴリで入国したからと言って、仕事をしないとビザを取り上げられるかとそういう訳でもなく、ファミリークラスだからと言って働いてはいけないということもなく、学校に行ったりしてもいいし、入国後にこの分類で何か制約を受けるということはありません。永住ビザを取得した時点での分類、という意味です。

次回に続く。
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by workincanada | 2004-12-19 04:44 | 移民・移住に関する統計等