バンクーバーでの仕事探し体験や教わった就活・職探しのコツ等、スキルワーカー移民のカナダ移住準備に役立つ情報を書き留めてます。


by workincanada

「移民のスキルを無駄にしているカナダ」

カナダの”政府の移民政策”と”労働市場の現場”のかい離に関するGlobe and Mailの年末の記事。

"Canada's scandal of squandered skills"
(Globe and Mail 2004年12月22日)

政府が外国から集めている人材と、市場が実際に受け入れている人材はどうやら少し違うらしい。
Foreign credential recognitionの問題についても触れています。

同記事から適当に抜き出して紹介:

「移民のスキルレベルは今までになく高くなっているのに、カナダの平均レベルの年収を得られるようになるまで今までになく長い時間がかかるようになってきている。」

「高卒未満の学歴の移民を例に見てみよう。高卒未満の移民の失業率は12%で、これはカナダ生まれで高卒未満の学歴の人達と同程度の失業率だ。」

「しかし、大卒以上の移民の場合、失業率はカナダ生まれの大卒以上の人のなんと4倍になる。」

「移民は高学歴であるほど、カナダでの就職で不利になる(transition penalty)、ということだ。」

「カナダは移民を受け入れる事によって貧困を輸入しているようなものだ。カナダ統計局によると、貧困輸入量は過去最高。」



「カナダの数ある移民政策はほとんど何も機能していないが、中でもカナダでの初仕事を得るまでに経験する障害(transition penalty)が最重要課題だ。」

「でも政治家のリーダー達の関心をそちらに持ってくることなんて出来るのだろうか。ストリッパーSgroの問題の方が興味をそそられると言う現状があるのに。」

「オタワ連邦政府は移民を集めるだけ集めておいて、実際の問題は現場である各都市や教育委員会に押し付けてしまう。」

「外国での免許・資格の信用問題(credentials recognition)も一筋縄では行かない。カナダ人は移民の外国の経験・資格がカナダ人の基準とそん色ないレベルにあることを認識する必要がある。そうなるまでには時間がかかるだろうけど。。」

「カナダ統計局によると、外国免許・資格を持つ移民のうち(カナダ入国後半年以内で)それらの資格をカナダと同等と認められた人はたったの14%。こんなことでは移民にとってもカナダにとっても何も良くはならない。」
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by workincanada | 2005-01-20 11:20 | 移民・移住に関する統計等