バンクーバーでの仕事探し体験や教わった就活・職探しのコツ等、スキルワーカー移民のカナダ移住準備に役立つ情報を書き留めてます。


by workincanada

カナダの物価概観(4)

各国の物価をマクドナルドで見た次は、、実際の身入り(税引き後の可処分所得とか)等に対して、その各国の物価は果たして高いのか低いのか。

マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングが、各国で期待できる給与と、各国の物価・税率その他を総合的に考慮して、「生活コストに対して給与が持つ購買力」という尺度で国際比較しています。

中級以上の管理職の給料で比較した場合、カナダの給与の購買力は日本に次ぐ高順位でした(2003年時点で)。

要は、「生活コスト(COL)のランキングだけで判断してはいけない。”購買力”も忘れないこと。」ということ。(関連のマーサーの解説記事はこれ

彼らが何でこんなことしてるかというと、クライアント企業が社員を外国に転勤させるときの手当てとかの取り扱いでいろいろと悩ましいことがあるからみたい。

***以下、マーサーのレポートから切り抜き***

「給与購買力に大きな国際格差」 (2003年7月14日)

世界50の国と地域で中・上級管理職クラスが得ている給与額を調査し、現地の税金及び社会保険控除額および生計費に基づく給与購買力の比較を行いました。

1位 香港
2位 スイス
3位 エクアドル
4位 ドイツ
5位 アメリカ
6位 チリ
7位 ウルグアイ
8位 ベネズエラ
9位 日本
10位 カナダ



対照的にインド(48位)、ブルガリア(49位)、ベトナム(50位)では給与水準が相対的に低い上に税率が高いため、給与購買力は最も低くなっています。
香港の中・上級管理職で、購買力は今回の調査中最も低い国と比べて約7倍に上ることが明らかになりました。

この調査で改めて明らかになったのは、給与所得水準を比較する際には、金額だけでなく他の要素も勘案する必要があることです。
  • 例えば、エクアドル、チリ、ベネズエラを始めとする多くの南米諸国では、英国やフランス、イタリアと比較して相対的に給与水準は低いものの、購買力ではこれらを上回る結果となりました。
  • EU諸国の中・上級管理職は、世界最高水準の給与を得ているものの、多くの発展途上諸国と比べて税金や社会保険料が著しく高額であることが関連しています。
  • また、日本の中・上級管理職については、年間総給与額では第3位にランクされる一方で、今年6月16日にマーサーが発表した世界生計費調査結果の通り、世界で最高の生計費を必要とする影響で、給与購買力では9位に後退する結果となっています。
  • EU諸国ではドイツ(4位)と英国(11位)が高い給与水準と相対的な低税率のため高い給与購買力を示しています。
  • 一方フランス(18位)とイタリア(29位)ではそれぞれ給与の50%、45%が税金と社会保険料に充てられるため、スペイン(14位)やポルトガル(16位)の下にランクされる結果となっています。
  • 「EU諸国の上級管理職は世界でも高額の給与を得ているものの、税金や生計費を支払い、快適な生活水準を保つためには、夫婦共働きすることが必要」と、マーサーのヨーロピアン・パートナーのカルロス・メストレは述べています。

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by workincanada | 2005-01-31 02:55 | 移住後の暮らしを考える