バンクーバーでの仕事探し体験や教わった就活・職探しのコツ等、スキルワーカー移民のカナダ移住準備に役立つ情報を書き留めてます。


by workincanada

働く形態を考えておく(1) -IT業界でのコントラクトについて-

日本でもそうですが、カナダのIT業界(SI業界)でもコントラクト(契約社員、フリーランス)として働く形態はめずらしくありません。

カナダの人材紹介会社の記事で紹介した次の3社も、取り扱ってる求人のうち6割~8割ほどがコントラクトです(と言うことをそれぞれの会社の担当者が言ってた)。
→CNC Global、Eagle Professional、Tek Systems

いろんな人の話を総合すると、、、
「人材紹介会社としては、紹介単価が高いけど案件が少ないパーマネントの求人で一発あてるよりも、紹介単価が低いけど数をたくさんまわせるコントラクトの求人の方が、経営予測も立てやすくて有難いのだ」、ということらしいです。
もうひとつ、
「求人を出す会社の発注側の立場としては、自社にリクルート部門を持っている場合、パーマネントなどの従業員(employee)の求人は自社ですべて取り扱って、コントラクトのみ人材紹介会社に発注する。」
という傾向があることも、人材紹介会社にパーマネントとかの"employee"案件が少ないことの一因かもしれません。



コントラクトはプロジェクトのお手伝い役。スポットとしての短期労働専門。工事現場を渡り歩く人達と同じ労働スタイルです。
プロジェクトでいかんなくスキルを発揮できたコントラクターには、プロジェクト終了後に正社員になってもらう、または非常に長期のテンポラリー従業員になってもらう、という方針の会社が多くなってきているようです。こんな感じで、最初の契約が実質的には試用期間(probation)みたいな位置づけになっていることも少なくありません。
コントラクトだと賃金が高いしバックグラウンドチェックも別枠で実施しないといけないし、業務ノウハウの外注依存率が高いのはセキュリティや安定経営の観点からよくないし、などなど、発注する側もたいへんなのです。(なので、最近のユーザ企業の傾向として、コントラクトは長期的には極力減らしていく、という方針が広がってきているようです。)

という事情から、最初は短期のコントラクトでも、契約が何度も延長されたり、長期のテンポラリーとかパーマネントの社員に誘われる、そういったことがカナダのSI業界では多々あります。

なので、IT関係でも特にSI関係の就職の場合、最初は「コントラクトもOKです」、という柔軟な姿勢を見せることが重要なポイントになります。

カナダに来たら何はなくともゲットしないといけないのは「カナダの経験(Canadian experience)」です。コントラクトでも経験は経験。そこで良いリファレンスをもらえるようになれば、晴れてカナダで自由に転職できるようになります。
なので、コントラクトをオプションに積極的に入れることが大切です。
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by workincanada | 2005-02-06 03:18 | カナダIT就職・転職