バンクーバーでの仕事探し体験や教わった就活・職探しのコツ等、スキルワーカー移民のカナダ移住準備に役立つ情報を書き留めてます。


by workincanada

移民がカナダで就職する際の障害 ワースト5

移民がカナダに入国してからどのようにして定住するのか、そのプロセスの傾向を調査している資料がカナダ統計局にあります。
"Longitudinal Survey of Immigrants to Canada"(カナダ統計局資料)
2001年の国勢調査データをもとに、2003年に発表されたもの。

この中に、移民が労働市場に入っていく様子を分析したものがある。
"Labour market entry"(カナダ統計局資料)
この資料を見れば、移民の典型的な苦労はどのようなものかが分かります。
ひいては、自分がカナダに移住したときに直面する可能性が高い事柄は何かを前もって知ることができます。

同資料から、
移民がカナダで就職する際の障害 ワースト5:

  1. カナダでの就業経験がないこと
    (Lack of job experience in Canada)
  2. 外国の資格の互換性を証明するのが難しいこと
    (Difficulties in transferability of foreign qualifications)
  3. 言葉の問題
    (Language problems)
  4. そもそも求人が無い
    (Lack of available jobs)
  5. 労働市場でのネットワークが無い
    (Lack of social networks in the job market)




永住ビザ発行の審査で英語(仏語)のスキルを審査してるのにもかかわらず、言葉の問題が3位に来てるということは、、、審査のしくみに改善の余地が大有りということになるのかな?? (去年かおととしあたりからIELTS等の語学力試験が必須になったのは、このへんのレポートがきちんと移民政策にフィードバックされてるということでしょうか。だとすれば、次回の調査結果に期待。)

この言葉の問題、移民を受け入れる側の労働市場のスタンスにも原因があると思うけど、人というのは外国人の話し方を「減点法」で見てしまうものなので、言葉の問題は究極的には完全には解決できない問題だと思っています。言い古されていますが、言葉とそれ以外のスキルのコンビネーション・総合力でいかにカナダでの市場価値を高めるかが大切。

年間20万とか長期的には30万とかの移民を受け入れようと思ったとき、そのうち7割8割ほどが英語フランス語を母国語としない国からやってくる現状に目をやると、この解決不能の問題にどう現実的な折り合いをつけるか、というところが今後の移民政策のポイントの一つなのかなと。
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by workincanada | 2005-02-09 14:28 | 移民・移住に関する統計等