バンクーバーでの仕事探し体験や教わった就活・職探しのコツ等、スキルワーカー移民のカナダ移住準備に役立つ情報を書き留めてます。


by workincanada

カナダ人の根回し例

先週とあるミーティングに出席する前日に、ボスが私と同僚Aを部屋に呼び出しました。
そのミーティングでは別の部署の人達と、あるプロジェクト計画の再検討をする予定です。このプロジェクトは先方の不手際でずるずる遅れていて関係者の苛立ちが表面化してきているので、このミーティングでも激しい議論展開が予想される状況です。

2人を呼び出してボスが言うには、「明日のミーティングではこれこれこういう方針で意見を言って行きたいと思う。君たちはどう思う?」

それぞれ思い思いのことを言ってみたところ、3人とも考え方が少しずつ違います。誰の方針が正解、みたいなのがあまり読めない状況でしたが、ボスの方針に沿って口裏を合わせることになりました。

最後にボスは"Don't crucify me at the meeting."([裏切って]つるし上げるようなことはしないでくれ)と言って笑っていましたが、事前に意見調整して一安心の様子でした。



こんな感じの事前の意見調整は普通に行われていて、日本で言う根回しもよくあります。
日本的な「根回し」を良くないイメージでとらえる人も少なくないような気がしてますが、カナダの今の職場でも全く同じことが行われています。

例えばたくさんのお偉いさんが集まるミーティングで議題を挙げて説明する場合には、事前にキーパーソンの出席者を尋ねて概要を説明し、OKの返事をもらっておかないとそのミーティングが大荒れになる場合があります。
キーパーソンがミーティングの場で唐突に話を聞いてご立腹の場合は、「そんな話は聞いてない。とりあえず保留しといて。」とか「もっと準備をしてからこの場に議題として上げるように。」とかで終わってしまうこともあります。
出席者が数人のミーティングだと問題ないんですが、少し数が増えて偉い人が複数入ってくるととたんにこうなります。

日本流の仕事のやり方は外国でも通用するものがあるのです。
というかむしろ日本式の進め方の大半はそのままカナダの企業で使える(or使われている)と思います。
結局は人というものの本質は同じなので。
カナダ以外の人のことは知らないけど。
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by workincanada | 2005-04-17 02:10 | 就職してから