バンクーバーでの仕事探し体験や教わった就活・職探しのコツ等、スキルワーカー移民のカナダ移住準備に役立つ情報を書き留めてます。


by workincanada

「エージェント」を探すという考え方

カナダに移住して「スキルを生かせる希望の仕事」を見つけるには、雇用者が信頼している人に「エージェント(代理人)」になってもらい、その人を通じて紹介してもらうことが大切です。

というのは、カナダの雇用者は一般的に事業規模が大きくなるほど、非欧米諸国から来たどこの馬の骨かも分からない移民を即座に受け入れることにはあまりオープンではないからです。カナダの政策としてはスキルのある移民を受け入れるとか言ってますが、現場ではそんなことは関係なくて「異文化からの怪しい新顔はとりあえずお断りしておく」というスタンスが珍しくありません。ただし、信頼できる人からの紹介であれば、職務要件とスキルがマッチしてそうな場合はたいてい面接に呼んでくれます(それが例え紹介の紹介とかであっても)
もう一つの理由は、カナダでは求人の大半は新聞やネットの広告などの形で表に出て来なくて、ほとんどは従業員の紹介とかで水面下で決まってしまう傾向にあるからです。自分のスキルとマッチする求人を探しあてること自体がカナダでは一苦労なのです。



という訳で、以前のこれとかこれで紹介した例からも分かるように、「自分を売り込んでくれる人(エージェント)を見つけて、そのエージェントにまず自分を売り込む」という作業が、特にカナダでの職歴が無い移民の就職の場合は非常に大切になってきます。
早い段階で「エージェント」を見つけることが出来ると、移住してすぐ希望の仕事に就ける可能性が高くなります。

移住前に「エージェント」を探す場合は次の2つが一般的です:
 1)「ネットワークの棚卸」でコネのある知人をチェック
 2)人材紹介会社に登録する
   (並行してウェブに履歴書を登録しスカウトを待つ)

ネットワークの棚卸しとは、その時点で手持ちのコネがどれだけあるかをリストアップすることです。そしてそのコネ経由で日本からできる限りのアプローチを試しておく。
人材紹介会社への登録は移住前でもできなくはないので、できるだけ多くの人材紹介会社に登録できるか試してみて、できるだけ多くの担当営業と話をする努力をする。

移住前のネットワークの棚卸しでコネがゼロ、そして人材紹介会社からも連絡がないとなった場合には、移住してから気長にネットワークを開拓することになります。

移住してから「エージェント」を探す方法としては、
 3)学校に通う等してネットワーク・コネの新規開拓をする
   (これがいわゆる「ネットワーキング」)
 4)職業体験をさせてくれる団体に登録する
   (ブリッジプログラムとか)
 5)ここでも人材紹介会社に登録し続ける

等があります(詳細はここの目次から関連エントリで)。ただし数年がかりの長期戦になる可能性が高くなるので、その可能性を計算に入れておいた方が良いと思います。
なお、自分と同じエスニックグループの会社に就職する場合は少し話が違ってきて、仕事はある程度見つけやすくなりますが、そこで「希望の仕事」に就けるかというとその人その人の希望によってかなり違ってくると思います。
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by workincanada | 2005-04-27 12:13 | カナダ就職・転職